記事一覧
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雑記帳
日本政府による日本語教育支援事業。その成果はタイ人教師の性格にも左右されそうです。
グーグル人事部の新入社員選考基準のひとつが、自分より優秀な人材を選ぶことだといいます。ただ、タイでは自身のポジションを脅かす人材を雇用することを好まないため、最初に妥協をして「とりあえず」で募集してしまうと、その会社では「とりあえず」のレベルがその後も続くことになるようです。 2020年までに現地の日本語教師・学習者を側... -
雑記帳
日本政府は売り込みに熱心だけど時速300キロの新幹線がタイに本当に必要なの?
タイの首都バンコクと北部の観光地チェンマイを結ぶ約670キロの路線に日本の新幹線方式の高速鉄道を整備する計画が検討されています。ただ、チェンマイは素朴な観光都市であり、特別な政治機能、経済機能があるわけではありません。内外の観光客は多いですが、格安航空の便数も多く、アクセスに不便することはあまりありません。ここに総整備... -
雑記帳
交通事故死亡率世界一のタイ。お化け屋敷でのタイ人のリアクションにもその理由のひとつがあるようです。
ワールドアトラスによれば、タイ人10万人当たりの交通事故死亡者数は36・2人で世界最悪。以下、マラウィの35・0人、リベリアの33・7人、コンゴの33・2人とアフリカ諸国が続くだけに、タイの多さは際立っています。 事故原因で最も多いのはオートバイの飲酒運転ですが、四輪では急な車線変更による事故がかなり起きています。そしてこの理... -
雑記帳
日本でのタイ人観光客に対する歓迎の度合いは15年前と比べ雲泥の差。
15年ほど前、タイ人ツアーにタイから同行した際、東京・池袋のホテルに宿泊したのですが、チェックイン時、ホテルの若いあんちゃんが「そんなにあわてるなよ。今(キー)を配るから」と日本語で罵声。これには東急観光のツアー責任者(当時)が激怒しましたが、ホテル側からはタイ人に対する謝罪はなし。その後、訪れた京都では土産物屋で「... -
雑記帳
タイでも多くの患者がドナーを待っています。そのためタイ赤十字では臓器提供を呼び掛けています。
「遺体を焼いてしまえば何も残りません。しかし、死後に臓器を提供することで多くの人々に新たな人生を与えることができるのです」 タイ赤十字社臓器提供センターはタイ国民に対しそう呼びかけています。 タイでは生きているうちに臓器を提供できるのは、入籍した配偶者、家族・親族に対してだけです。とはいっても、心臓を提供するわけには... -
雑記帳
「もし、あの時、タクシン元首相の判断がもっと早ければ…」
「おごれる人も久しからず、 ただ春の夜の夢のごとし。 たけき者もついにはほろびぬ…」。平家物語の時代から言われていることですが、この盛者必衰は後世の批評家が評するもので、渦中の権力者はなかなかそれに気がつないようです。 タイのスワンナプーム国際空港およびドンムアン空港が2008年11月25日から12月4日まで、首相退陣を求める黄... -
雑記帳
「知らなかった」は通用しません。タイはたばこの持ちこみには極めて厳格です。バレればですが…
空港の免税品店などで買った免税たばこ(納税シールのないものです)をタイ国内に持ち込む場合、紙巻たばこは200本(1カートン)までとなっています。これ以上の免税たばこはたとえ空港税関で税金を支払ってもタイに持ち込むことができません。 規定量を超える免税たばこを持ち込んだ場合、すべて没収されるだけでなく、1カートン当たり約478... -
雑記帳
「禁煙先進国タイ 禁煙後進国日本」。日本はタイに学んでください。
たばこの先端から立ち上がる煙(副流煙)には、喫煙者が吸い込む煙よりも多くの有害物質が含まれています。そのため、非喫煙者がこの副流煙を吸い込んでしまう「受動喫煙」による健康被害を減らすため禁煙エリアを拡大する論議が日本でされてきましたが、「健康よりマネー」が大切な自民党たばこ族議員の横やりにより、当初喫煙が可能なのは3...