タイ・エアアジアX 仙台-バンコク線を新規就航 東北唯一のタイ直行便 

タイ・エアアジアX(XJ)は2025年12月1日、仙台-バンコク(ドンムアン)線の運航を開始しました。同路線は東北地方とタイを直接結ぶ唯一の定期直行便であり、ビジネス・観光の両面で高い需要が見込まれています。

これまで東北在住者がタイに行くには、成田や羽田へ移動するか、ソウル・台北で乗り継ぐ必要がありましたが、この路線の就航で移動時間が大幅に短縮されました。

今冬ダイヤでは週4便(月・水・金・日)の運航となっており、バンコク発のフライトは深夜に出発し仙台には午前中の到着となるため、現地での時間を有効に使えるスケジュールです。従来は成田・羽田など関東圏で乗り継ぐ必要がありましたが、この直行便によりアクセスが格段に向上しました。仙台発のフライトは正午前後に出発し、バンコクへ夕方に着くため、日本出発前に宿泊する必要はなく、バンコク到着後、そのまま会食に参加することができるなど利便性があります。

便名区間出発地出発時刻到着地到着時刻運航日
XJ630バンコク(DMK)→仙台(SDJ)ドンムアン空港02:15–02:30頃仙台空港10:10–10:30頃月・水・金・日
XJ631仙台(SDJ)→バンコク(DMK)仙台空港12:00頃ドンムアン空港17:30頃月・水・金・日

A330の大型機を使用しているため、旅客だけでなく貨物スペースも広いことから、仙台から「イチゴ」「牡蠣」「ホタテ」などの生鮮食品を、その日の夕方にバンコクの市場やレストランへ届ける物流ルートとしての側面も自治体や観光関係者の間で期待されています。

タイ人観光客にとって「雪」「温泉」「和牛・海産物」などのコンテンツが豊富な東北へのアクセスが容易になります。特に12月〜2月は、蔵王の樹氷や銀山温泉を目当てにしたタイ人客の増加が見込まれます。東北地方とタイの交流促進、新たな観光需要の創出、物流拡大など、地域経済に対する波及効果が期待されています。

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