タイのリエントリーパーミット(再入国許可証)は、長期滞在ビザ(例:ノンイミグラントB、O、OAなど)を保持する日本人が、ビザ有効期間内にタイを一時的に出国し再入国する際、ビザの効力を維持するために必要な許可証です。この許可証がないまま出国すると、ビザが無効となり、再入国時に新たなビザ取得が必要となります。
目次
リエントリーパーミットの種類と費用
- シングルエントリー(Single Entry):
- 内容:1回限りの再入国が可能。
- 費用:1,000バーツ
- マルチプルエントリー(Multiple Entry):
- 内容:ビザの有効期間内であれば、何度でも再入国が可能。
- 費用:3,800バーツ
出国回数が多い場合はマルチプルエントリーの方が経済的です。
有効期限
リエントリーパーミットの有効期限は、ビザの有効期限と同じです。ビザの有効期限が切れると、リエントリーパーミットも無効となります。
申請に必要な書類
- パスポート原本
- パスポートのコピー(顔写真ページ、ビザページ、最新の入国スタンプページ)
- 証明写真(4×6cm、1枚)。
- TM.8申請書(タイ入国管理局の公式サイトからダウンロード可能)。
- 入国カード(TDAC)ー念のため
一部のイミグレーションオフィスでは、TM.30の提示を求められることがあります。
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申請場所と手続き
1. 空港での申請
- 場所:スワンナプーム空港やドンムアン空港のリエントリーパーミット申請デスク
- 手続き時間:混雑状況によります。通常は5〜30分程度。
- 支払い方法:現金
- 備考:申請書や写真は事前に用意しておく方が無難です。
2. イミグレーションオフィスでの申請
- 場所:バンコクのチェーンワタナイミグレーションオフィスなど。
- 手続き時間:通常、数時間。本人出頭が義務付けられているため、代理申請はできません。
- 備考:事前に申請書を記入し、必要書類を揃えて持参すると、手続きがスムーズです。
ご注意ください
リエントリーパーミットはバンコクでは政府総合庁舎内のイミグレーションオフィスで申請できますが、非常に時間がかかるため、空港で申請する人も多いようです。スワンナプーム空港の場合は、出国審査前に申請することができるため、仮に空港にギリギリに到着した場合はリエントリーパーミット申請者の混雑状況を見て、チケットを諦めるか、ビザを諦めるか、優先手続きをしてもらうよう交渉するかーという選択肢があります。
ただ、ドンムアン空港の場合、出国審査を通過した後、リエントリーパーミットを申請することになるため、ここが混雑していた場合は取得が間に合わず、かといってもう出国しているため、ビザを諦めるしか選択肢がなくなります。ドンムアン空港のイミグレ係官に聞いたところ、これまでにもリエントリーパーミットの取得が間に合わず、ビザを失効させるタイ滞在者が相当数いたそうです。そのため、長期ビザ所有者がドンムアン空港から出国する場合は事前にリエントリーパーミットを取得した方が無難のようです。(情報は2025年3月時点)
