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タイ東北部に住む15歳の少女が今年8人目の狂犬病の犠牲者となりました。ペットの子犬から感染したようです。

タイ東北部ノンカイ県在住の少女(15歳)が狂犬病に感染して死亡しました。これで今年に入り8人が狂犬病で命を落とすことになりました。昨年(17年)通年の死者は11人ですので、今年はかなり速いペースで感染者が増えています。

この少女は4月19日に地元の病院に入院したましたが、翌20日に死亡しています。少女の家では昨年12月に生後2カ月の子犬を知人からもらい育てていましたが、最近、この子犬に首を軽く噛まれたといいます。

両親は病院に連れていこうとしましたが、少女は「小さな傷だから大丈夫」とほって置いたそうです。狂犬病というと唸っている大人の犬に噛まれて感染するイメージがありますが、実際には子犬や猫から感染するケースがタイでは多いので、知人宅を尋ねる際は、その家で飼われているペットに不用意に触れない方が無難です。

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