タイの4月は1年で最も暑い「盛夏」ですが今年の暑さは次元が違います。デジタル経済社会省が公式に「体感温度(熱指数)が60℃に達する可能性がある」と認めているほどです。実際の気温ではなく、湿度を加味して「体が実際に感じる熱さ」を指す数字ですが、60℃という表記は日本人からすればサウナや低温調理を連想させるレベルです。
この発表は、政府のフェイクニュース対策センター(AFNC)も「事実である」と太鼓判を押したことでさらに注目を集めました。政府は、喉が渇く前に水を飲むことや、日差しが最も強い13時から16時の外出を控えるよう異例の呼びかけを行っています。興味深いのは、タイならではの注意点として「特定の薬(血圧の薬や鼻炎薬など)が体温調節に影響する場合がある」といった、かなり踏み込んだ医学的アドバイスまでなされている点です。
「微笑みの国」も、この酷暑には微笑んでいられない様子。タイを訪れる際は、単なる「暑い日」ではなく「生命の危険」を感じる熱指数であることを肝に銘じ、現地の最新情報をチェックして万全の対策で挑む必要がありそうです。

