タイでは今、コビトカバの「しっぽ」そのものが記念品になっています。東部チョンブリ県のカオキアオオープン動物園は6月30日、世界的な人気を誇るコビトカバのムーデンのしっぽを、まるでスタンプのようにインクで写し取った限定記念品「しっぽ拓」を発表しました。日本でいえば動物のいる場所に置かれた記念スタンプに近い発想ですが、押されているのが本物のしっぽの形というのが何ともタイらしいところです。
7月10日に迎える2歳の誕生日を記念した企画で、世界限定999個のみ。1点ずつ11インチ四方の額に納められ、価格は1999バーツ、日本円でおよそ9800円ほどです。中でも注目なのが999個目、つまり最後の1点です。こちらは通常の予約販売には回さず、オークションにかけられるとのこと。売り上げは動物園の保護活動や日々の運営費に充てられるそうです。予約は7月15日まで、または売り切れ次第終了で、動物園の公式フェイスブックページにメッセージを送る形で受け付けています。
ムーデンをめぐっては、飼育員体験ができる有料プログラムも登場しており、いまや動物園随一のスター動物といえそうです。ムーデンは動画をきっかけに世界中で愛されるようになった経緯があり、これまでもぬいぐるみや文具など様々なグッズが登場してきましたが、体の一部をそのまま形に残す試みは珍しく、コアなファンの争奪戦になりそうです。

