スマホで宝くじ20枚一括! 当選賞金は5億円の「歴史的大当たり」

タイでは毎月1日と16日に、政府公認の宝くじ抽選が行われます。日本の宝くじと大きく違うのは、購入者が自分で好みの6桁番号を選べるという点です。そのタイの宝くじに、2026年6月1日、前代未聞の出来事が起きました。

クルンタイ銀行が開発した政府公式アプリ「パオタン」を通じて、ある1人の購入者が当選番号「173770」の6桁デジタルチケットをなんと20枚まとめて購入。見事に全枚的中し、1枚あたり600万バーツの1等賞金の20倍、総額1億2000万バーツ(約5億円)を一人で持ち去りました。

タイのデジタル宝くじは、紙の宝くじが転売目的で定価の2〜3倍に高騰する問題を解消するため、政府が導入した仕組みです。アプリ上で好きな番号を指定して1枚口80バーツで購入でき、当選金は1等を除いて、そのまま銀行口座に振り込まれます。便利になった半面、デジタル化で可能になったのが「同じ番号を何十枚でも確保する」という大量購入戦略です。

今回の当選者が購入した番号「173770」は、この回の1等当選票が全部で30枚発行された中の20枚を占めており、残り10枚は別の購入者が保有していました。国内メディアはこの一報を「歴史的大当たり」として大々的に報じ、SNS上でも「次は自分も同じ番号を20枚買いたい」という声が相次ぎました。物価高と景気の停滞が続くタイで、この一発逆転劇は多くの市民の心を揺さぶるニュースとなりました。

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