プーケットに「猫カフェ」ならぬ「ライオン・カフェ」

プーケットの旧市街で営業している「猫カフェ」ならぬ「ライオン・カフェ」が話題となっています。本物の猛獣を間近に眺めながらコーヒーを啜るという、斬新なアイディアですが、当然ながら、安全面や動物愛護の観点から当局のメスが入りました。ただ、2026年4月、「適法」との最終判断が下されています。

店内にいる3頭のライオンは、2019年制定の野生動物保護法に基づき、マイクロチップ登録も済ませた「合法な同居人」。タイ国立公園・野生動物・植物保護局の検査でも、飼育環境や福祉基準をクリアしているとお墨付きを得たのです。当局は「透明性のある管理」を強調しますが、猛獣を観光資源として平然と受け入れるタイの大胆な法規制と、それを楽しむスリリングな国民性は、なかなか興味深いといえます。

「微笑みの国」の懐の深さ、あるいは緩さというべきか。観光客の「映え」と野生動物の保護。その危ういバランスの上に成り立つこのカフェは、ルールに厳しい日本では決して味わえない、タイ独自の「マイペンライ」な刺激に満ちています。ただし、くれぐれも背後にはご注意を。

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