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タイの雨季はデング熱に十分注意してください。今年は流行の可能性も。
世界でもっとも人間を殺している動物のトップは蚊だそうです。確かに蚊の媒介する疾病は多く、タイではデング熱、マラリアがその代表格です。ただ、マラリアは国境の森林地帯や地方の山岳地帯での感染が大半のため、タイの都市部で生活している分にはあまり心配する必要はありません。 注意すべきはデング熱。特に都市部で流行するケースが多... -
可愛いからといって子犬や子猫をなでる時は噛まれないように注意してください。
日本では現在、狂犬病に感染することはありませんが、タイでは狂犬病ウイルスを持った犬はまだおり、死者も出ていますので、注意が必要です。 症状は? 犬に噛まれるなどして、狂犬病ウイルスが体内に入ることで感染します。通常1、2カ月の潜伏期間を経て、発熱、頭痛、嘔吐などの症状があり、その後、水や風を怖がるようになります。最後は... -
「肝炎」と一口にいってもその感染経路はさまざま。いずれにしても「ナマモノ」は避けた方が無難です。
ウイルス性肝炎にはA型、B型、C型、D型、E型の5タイプがあります。ここではタイで感染例の多いA型、B型、E型を説明します。 A型肝炎 A型肝炎ウイルスに汚染されたカニ、ムール貝・アサリ・カキなど貝類、野菜などを食べたり、汚染された水を飲むことで感染します(経口感染)。ウイルスは動物の糞便にいますので、肥料に糞便を使用した野... -
マラリア感染の大半はアフリカでタイは感染例が少ないですが、国境でのトレッキングの際は注意が必要です。
全世界では年間150万~200万人がマラリアで死亡しています。その9割はアフリカですが、タイでも近年、これまでの特効薬が効かない耐性マラリアが多数報告されていますので、国境地域でトレッキングをする場合には注意してください。 症状は ハマダラ蚊に刺された時、刺し口から血液中にマラリア原虫が入り込むことで感染します。 マラリアに... -
タイで毎年経験する食中毒。こればかりは完全予防は無理なようです。
食中毒 急性胃腸炎 タイに来てすぐはタイの細菌に身体が慣れていないためか、過剰反応を起こし、下痢をする人がかなりいます。多くは菌が体内に入ってから4~20時間後に症状が現れます。 下痢がひどくても、水を飲むことができれば、特に心配はありません。しかし、水を飲むと嘔吐してしまうなど、自分で水分を補給できない場合には、すぐ... -
日本ではしかが流行しています。埼玉ではタイ人観光客、名古屋ではタイを旅行した日本人の感染が確認されました。
日本では今年3月20日に沖縄で麻しん(はしか)が発生してから、短期間に、名古屋市、東京都、埼玉県などで感染者が報告されており、感染拡大が懸念されています。 名古屋市保健所は、4月21日から5月1日までの間で14人の患者を確認したと発表。そのうち、20代の女性が4月14日から16日のタイ旅行中に感染したとされています。 そして、5月2日... -
タイ東北部に住む15歳の少女が今年8人目の狂犬病の犠牲者となりました。ペットの子犬から感染したようです。
タイ東北部ノンカイ県在住の少女(15歳)が狂犬病に感染して死亡しました。これで今年に入り8人が狂犬病で命を落とすことになりました。昨年(17年)通年の死者は11人ですので、今年はかなり速いペースで感染者が増えています。 この少女は4月19日に地元の病院に入院したましたが、翌20日に死亡しています。少女の家では昨年12月に生後2カ... -
バンコク都庁では年1回のエックス線検査を推奨しています。結核は決して「過去の病気」ではありません。
バンコク都庁は世界結核デーの2018年3月24日、肺結核対策としてバンコク都民に対して、年に1度、胸部エックス線検査を受けるよう呼びかけました。 世界保健機関(WHO)はタイを結核対策を推進すべき国に指定しています。タウィサク副都知事によりますと、昨年バンコクで報告された結核患者は合計1万1789人。そのうち79・54%が完治してい... -
バンコクでは1日6人がHIVに感染しているそうです。匿名で血液検査のできる病院は「大盛況」です。
バンコク都庁保健局は今年2月、バンコクで年間2000人以上、1日当たり約6人がヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染していると発表しました。さらに、HIV感染後に発症し後天性免疫不全症候群(エイズ)へと移行した患者は7万7034人に達しているそうです。 また、バンコクにおけるエイズ以外の性感染症患者は10万人当たり90・2人で、年々増加。な...
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