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バンコク地下鉄ブルーラインが延伸路線を9月28日まで無料開放しています。 インスタ映えスポット満載です。

バンコク地下鉄(MRT)ブルーライン(フアランポン駅~タオプン駅)の延伸路線試運転が7月29日から始まっています。試乗できるのは、フアランポン駅ワットマンコーン駅サームヨート駅サナームチャイ駅イサラパープ駅タープラ駅の区間。サナームチャイ駅を通過後はチャオプラヤ川底のトンネルを通り、川向こうトンブリ地区のイサラパープ駅へと向かいます。

当初、9月28日までの午前10時から午後4時まで無料で開放されていましたが、利用者の多いことから8月13日より午前7時から午後9時までに拡大。通勤利用も可能となっています。ただ、料金システムは少々ややこしく、無料となるのはワットマンコーン駅からタープラ駅までの区間。フアランポン駅⇔ワットマンコーン駅は有料となります(同区間のみ利用の場合は16バーツ)。定期券所持者はどの駅でもそのまま改札を通ることができ、所持していない乗客には延伸区間の各駅で無料乗車コインを受け取ることができますが、ワットマンコーン駅⇔タープラ駅区間を超えて利用する場合には規定に応じた料金を支払う必要があります。

フアランポン駅。「To Tha Phra」のホームで乗車
3列のつり革が有難い車内

日本人にとり利用価値の高い新駅は ワットマンコーン駅サームヨート駅サナームチャイ駅の3駅で、各駅間の所要時間は約2分。ボッタクリタクシーとの不愉快な時間が不要となります。

サイアム博物館直結のサナームチャイ駅
厳かな雰囲気漂う駅構内

観光客が頻繁に利用することになるのがサナームチャイ駅でしょうか。タイの歴史を楽しめ、インスタスポットとしても使えるサイアム博物館に隣接しています。タイ国政府観光庁の説明によれば、「『これまでにない博物館をつくろう』というスローガンの下、創設されました。『タイ国がどのようにしてできたのか』をテーマに、タイ人とタイ国のルーツを探り、今に至るまでの歴史を知ることができる博物館です」とのことです。 訪れる価値は確かにあるのですが、これまでは交通の便の悪さがネックとなっていました。入場料はタイ人およびタイの労働許可証所持者は100バーツ、それ以外は200バーツ。ただ60歳以上はタイ人・外国人関係なく無料です。営業時間は午前10時から午後6時。月曜休館となります。また、ここからおなじみの観光スポットでもあるワットポーワットプラケオは約700~800㍍でちょっと頑張れば徒歩圏内です。

サナームチャイ駅は駅自体が観光施設ともなっており、タイ人利用者の多くは改札を出ることなく記念撮影をしています。

レトロ感あふれるサームヨード駅
中国人街の雰囲気にマッチ

サームヨード駅は構内に特記すべき点はあまりないのですが、その駅の建物はまさにチャイナタウンという感じのレトロ感満載です。ここからは激安店が軒を連ねる問屋街サンペンレーンが徒歩圏内です。問屋だけあって週末に休む店もあるほか、基本はまとめ買いをしないと割安感が減りますので、勤務先同僚への義理みやげを複数物色する分には最適です。ただ、写真撮影禁止の店舗もありますので店内の撮影は一声かけた方が無難です。また、豊洲市場ではターレーによる事故がよく起きていますが、こちらも非常に狭い通路をリヤカーやバイクが行きかいますので接触事故には注意してください。このほか、スリの主戦場ともなっていますので、バッグは前抱えが基本です。

分りづらいマンコン寺院入口
構内すべてがインスタ映えスポット

そして、ワットマンコン駅ですが駅構内はインスタ映えスポットのオンパレードです。ここまで派手なデコレーションはなかなかないでしょう。

駅名となっているマンコン寺院は3番出口から右手に進むとすぐに分りにくい入り口があります。参詣者の出入が多いのですぐ分ると思います。一見の価値ありですが、一部写真禁止のエリアがありますので注意してください。

分りづらいバーミチャプカン入口
自家製麺と焼き豚が美味
普通40バーツ、大盛り50バーツ

ただ、筆者の最もお勧めのスポットはバーミーチャプカンの名で知れれる激安大盛り中華麺店です。場所は非常に分りにくいのですが、ソイ23の標識が目印となります。衛生的とはいいかねるので、潔癖症の方は無理ですが、これだけ概観がしょぼく、これだけ有名な店というのもタイでは珍しいでしょう。

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