日本政府観光局（JNTO）は4月16日、2025年３月に日本を訪れた外国人旅行者数（推計値）を前年同月比13.5％増の308万1781人と発表しました。3月として過去最高であった2024年の308万1781人を大きく上回り同月過去最高を記録しています。
また25年１月から3月までの累計は1053万7300人となり、過去最速で1000万人を突破し。春の桜シーズンに⼊り多くの市場で訪⽇需要が高まったこと、東南アジアの⼀部の市場や中東地域ではイスラム教の断食明け休暇に合わせて海外旅⾏需要が増加したことなどにより、東アジアは中国、東南アジアではインドネシア、欧米豪では米国を中心に訪⽇外客数が増加しました。
米国やカナダなど6市場で単月過去最高を更新したほか、韓国や台湾、タイなど11市場では3月として過去最高を記録しています。日本を訪れたタイ人ですが、前年比12.5％増の14万8200人。査証免除措置による訪中旅行への人気の高まりはありましたが、継続する日本人気やバンコク～成田間の増便、バンコク～高松間のチャーター便の運航などで航空座席数が増加していることもあり、訪日者は3月として過去最高を記録しました。
なお、国・地域別訪日者ですが、ベスト５は韓国69万1700人、中国66万1700人、台湾52万2900人、米国34万2800人、香港20万8400人。タイは第６位でした。
