カテゴリー:全く飽きないタイ社会
タイをテーマとするコラムや書籍で時々お目にかかるのが「マイペンライ」というタイ語の説明です。英語でノープロブレム(NO PROBLEM)と訳されるためか、日本語でも「気にしない」「問題ない」と訳されることが多いようです。このため…
平日の夜10時ごろ、バンコク都心の歩道を歩いていると、ボロボロの服を着た痩せた中年男性が黒縁の額に入ったふくよかな女性の遺影を抱きかかえ道端で眠っているのが目に入りました。ちょっと見、酔いつぶれているようでした。思わず立ち止まりその様子を見…
タイで近年開催頻度が急増しているのが、食関連の見本市と展示即売会です。出展企業はブースを訪れたタイ人に食材の感想を聞くわけですが、多くの場合、通訳を介することになります。ただ、ここで厄介なのが、タイの方がよく使う「ゴー・ディ…
タイの首都バンコクのお隣、パトゥムタニ県ムアン郡の市場での出来事です。屋台で魚を売っているオバさんの方にネズミが近寄ってきたため、これを追い払おうとしたところ、手にもっていた包丁がすっぽ抜け。たまたま近くを通りかかったオバさんにもう少しで刺…
タイ国立シラパコン芸術大学によりますと、今年の考古学部志願者数が昨年を大きく上回ったそうです。交通事故に遭った女性考古学者が大昔にタイムスリップするというテレビドラマ「Love Destiny」がヒットしたことで考古学者に関心を持つ…
英国の非政府組織(NGO)「オックスファム」によれば、世界の人口の1%にあたる富裕層の資産は、それ以外の人々の全資産を合計した額より多いそうです。そしてこの格差は年々、拡大しているといいます。ここタイも貧富の差は相当なもので…
グーグル人事部の新入社員選考基準のひとつが、自分より優秀な人材を選ぶことだといいます。ただ、タイでは自身のポジションを脅かす人材を雇用することを好まないため、最初に妥協をして「とりあえず」で募集してしまうと、その会社では「とりあえず…
「遺体を焼いてしまえば何も残りません。しかし、死後に臓器を提供することで多くの人々に新たな人生を与えることができるのです」タイ赤十字社臓器提供センターはタイ国民に対しそう呼びかけています。タイでは生きているう…
「おごれる人も久しからず、 ただ春の夜の夢のごとし。 たけき者もついにはほろびぬ…」。平家物語の時代から言われていることですが、この盛者必衰は後世の批評家が評するもので、渦中の権力者はなかなかそれに気がつないようです。タイの…
ワールドアトラスによれば、タイ人10万人当たりの交通事故死亡者数は36・2人で世界最悪。以下、マラウィの35・0人、リベリアの33・7人、コンゴの33・2人とアフリカ諸国が続くだけに、タイの多さは際立っています。事故原因で最…